選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
前回、目標に向けた行動を毎日続けるために、行動できない時の代替行動を決めておこうとお伝えしました。
行動できない理由が明確で致し方ない場合はこれで行動を続けられます。
でも、問題は単純にやる気が出ないときです。
そんなときには代替行動というわけにも行きませんし、サボってしまえばそれまでの努力が水の泡です。
つまり、どうにかして行動を起こすしかありません。とは言え、ここで気合いや根性に頼るのは間違っています。
そこで大事なのが、「行動のための小さな最初の一歩を決めておく」ということです。
まずは小さな行動を起こそう
これは本命の行動につながる小さなとっかかりを見つけ、やる気が出ないときにはとりあえずそれをやる、という方法です。
できれば最初の一歩だけでなくそれに続く小さな行動をいくつか決めておくと良いです。
例えば毎日ブログのネタを一つ書き出すなら、まずデスクに座る、次にパソコンの電源を入れる、その次にメモ帳ソフトを立ち上げる、といった具合です。
家の周りを走るなら、まず部屋から出る、次にランニング用の靴を履く、その次に家の外に出る、といったイメージですね。
それぞれの行動のハードルが低すぎるように思えるかも知れませんが、それがポイントです。
ここまでハードルが低かったらやらないという選択肢はないですよね。この小さな行動をやっているうちにやる気が出てきて、目標の行動をできるようになるというわけです。
行動するとやる気が出る脳科学的理由
これは脳科学的にも実証されている方法です。というのも、「やる気ホルモン」と言われているドーパミンは行動をしないと分泌されない事がわかっているからです。
だから小さくても行動を起こすことでやる気を喚起しようというわけですね。
行動を起こせない方はまずこの「小さな行動」として何をするか決めることをお勧めします。
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