選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
仕事柄、週に1回ペースでセミナーを開催しています。大学の講義もセミナーみたいなもの(というか語源から考えたらこっちが先)なので、それも入れると倍以上になります。
学生さんを別にして、多い年だと年間500人くらいの参加者さんを見ているわけですが、成果を出す人とそうでない人を分析してみると、成果が出ない人は共通の「受け方」をしていることに気づきました。
それは、セミナーの内容を「知っているか知っていないか」で受けているということです。
言い換えると、セミナーを「知識を得る目的で聞いている」人は成果が出ていない傾向がある、ということですね。
セミナーは知識を得る目的で参加してはいけない
これはもしかすると意外かもしれません。何せセミナーはワークショップでもない限り講師が知らない知識を教えてくれるものだからです。
確かにそれは間違いないのですが、成果を出す人はその知識を「知っているかどうか」ではなく「実践しているかどうか」、もっと言えば「どうやったら自分のビジネスで実践できるか」を考えながら聞いているわけですね。
経営の知識は実践しなければ成果が出ません。
時間がない、自分には合わない、難しそう、やりたくない。実践しない理由は沢山あると思いますが、それでも行動する人が成果を出します。
どうしても行動できないなら行動できる環境を作るのも一つの手です。
この記事を読んでいる勉強熱心なあなたなら、知識は沢山持っているはずです。もし現状に納得していないなら、どうやったら実践できるかを考えてみてください。
コメント