「どうせやってもダメだ」を断ち切れ!

前向きな振り返り

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

前回は放っておいても目標を達成できるよう、目標実現のための行動を習慣にする方法についてお伝えしました。

習慣を作るためには毎日やり続けることが必要ですが、現代ではお付き合いや出張など、どうしても「毎日続ける」のが難しい現実があります。

そのため、どうしてもやりたい事ができないときの逃げ道を用意しておくことで、「毎日続いている」状況を作り、セルフイメージを下げずに習慣化をできる訳です。

「やってもダメだ」は失敗を呼び寄せる

そうやって毎日目標に向けて行動を続けていても、人間にはメンタルの波があります。仕事以外の事に影響を受け、気持ちが落ち込むこともあるでしょう。

そんな時、「どうせ自分なんてやってもダメなんだ」という精神状態になってしまう事があります。

ただの気持ちの問題といえばそれまでなのですが、実はこの気持ちの問題が成果を妨げているケースがかなりあります。

というのも「どうせやってもダメなんだ」と思っている事には真剣に取り組めないからです。

メンタルが成果に影響を及ぼすメカニズム

やれば上手くいくし、成果が出ると信じられる事だからこそ本腰を入れて行動でき、しかもその行動が続きます。結果として本当に上手くいく訳ですね。

逆にダメだと思っていると全ての行動が迷いながら半端になり、本当に成果が出なくなってしまいます。

これを防ぐには自己効力感を高める事が重要です。これはスタンフォード大学教授のアルバート・バンデューラ氏が提唱したもので、平たく言うと「自分はちゃんとできる」と信じる力です。

そんな小学生でもあるまいし、と思った方もいらっしゃるかも知れませんが、この考え方は社会学や教育学だけでなく、医療の分野でも応用されて成果を出しています。

この記事は心理学の記事ではないので詳細は省きますが、ビジネスでも自己効用感が高いほど成果を出しやすい訳ですね。

成果を出せるセルフイメージコントロール法

経営者が自己効力感を高めるために最も効果的な方法は「前向きな振り返り」です。

やり方は簡単で昨年の手帳を見て、「やったこと」を書き出すだけです。

ポイントは反省をしないこと。

この記事を読んで学んでいるあなたはビジネスに対してとても真面目に取り組んでいるはずです。真面目な方なら、反省は放っておいても常日頃やっています。だから、「前向きな振り返り」では過去の行動を肯定することに全力を費やしてください。

「三日坊主」ではなく「3日やった」、「上手くいかなかった」ではなく「挑戦した」、「ダラダラした」のではなく「好きな事をしてゆっくり過ごした」と捉えて昨年の行動を振り返るのです。

実際やってみると、無理に前向きに捉えなくても多くの事を成し遂げていることに気付くはずです。

数年前に私も初めて取り組み、自分に自信が持てるようになった結果、その月の月商は初めて単月100万円を突破しました。

是非あなたも前向きな振り返りに取り組んでみて下さい。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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