選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
チラシやメールは効果がないと考えている経営者さんは少なくありません。
でも、そんな事はありません。実際、店舗や施術などの地域型ビジネスでは、チラシで採算が合わないというケースはまずありませんし、私自身もメールのキャンペーンで成約率30%なんていう結果を出しています。
ではチラシやメールなら必ず効果を出せるかというとそうではありません。ちゃんと効果の出るチラシやメールを作る必要があります。
前回、AIDMAの悪い例について記事を書きましたが、効果の出るチラシやメールのヒントはまさにここにあります。
最も重要なのは見出しでお客さんの注意を引きつけ、興味を持ってもらうことです。
そのためには見出しでお客さんが頭の中で常に悩んでいることに言及する必要があります。
ストレスケアを売るには直接売ってはいけない
例えば「ストレスケア」を商品にしているとついつい「ストレスケア」を見出しに書きたくなってしまいます。でも、お客さんが「ストレスケアを受けたい」と考えているケースはほとんどありませんよね。
そこで、ストレスケアによって改善できることの中から、直接お客さんが頭の中で考えている事を抽出して見出しにする訳です。
ストレスケアには様々な効果がありますが、中でも最もわかりやすいのは睡眠改善でしょう。ストレスが溜まっていると無意識に全身がこわばってしまい、眠るときにリラックスできず、十分な睡眠が取れないんですね。
これを見出しにして「眠っても眠っても疲れが取れず、休日はついつい寝坊してしまう。家事が進まずに子どもたちと遊んであげる時間も取れない。そんなあなたの睡眠を改善します」と書けば、睡眠に課題を抱えているお客さんが興味を持ってくれます。
あとはこのメッセージを睡眠に悩んでいる人が多い場所で見てもらえばOKです。この見出しの内容を考えると、3歳くらいまでの子どもを育てている母親をターゲットにすると良いでしょう。
誰のどんな悩みを解決するのか言わず、ターゲットも決めないで作ったチラシやメールでは集客なんてできません。チラシやメールを成功させたければ、是非あなたの商品が誰のどんな悩みを解決するのかはっきりさせ、その悩みを抱えている人が多い場所でメッセージを発信してください。
コメント