ちょっと意外な「一番商品が売れる瞬間」

販売直後の販売で単価アップ

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

商品が一番売れやすい瞬間はいつでしょうか?

一見簡単なこの質問、実は超難問で、マーケティングをしていたり、ちゃんとデータを取ったりしたことのある人じゃないとまず100%間違います。

場合によってはデータを取っていても間違うかも知れません。

というのも、「いやそんなわけないでしょ」という瞬間が最も売れてしまうので、このタイミングで売ってみようという発想自体がほとんど出てこないのです。

もったいぶっても仕方ないので言ってしまうと、最も商品が売れる瞬間とは「お客さんが商品の購入を決めた直後」です。

つまり、商談が決まった瞬間に追加の商品を提案すると最もよく売れるのです。

販売直後にもっと売ろう!

実は一般の店舗でもこの特性が使われています。スーパーで買い物をすると、ほぼ確実にレジの周りに陳列棚があっていろいろな商品が置いてあります。コンビニのレジ周りにも大体何かありますよね。

これは商品購入を決めてレジに並んでいるお客さんに追加で商品を買ってもらうことで客単価を向上させるのが目的です。

同じように、商品やサービスの購入を決めてもらった直後に、その商品をもっと生かすためのものを追加で販売すると、小規模のビジネスでもこの特性を生かして売り上げを増やせます。

ちょっと信じられないかも知れませんが、このタイミングでの成約率は軽く10%を超えます。売り方によっては50%を超えたという話も聞いたことがあります。

新規客への通常販売の成約率は最高に良くても1%、リピート向けの販売でも30%〜40%という数字の中で、これは驚異的な成約率です。

あなたのビジネスに生かせないか是非考えてみてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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