選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
昨日は付箋を使ったタスク管理の方法についてお伝えしました。
考える時間と手を動かす時間を別に取ることで効率的に思考をまとめ、素早く業務を進められるようになるのでしたね。
しかし、タスクをたくさん書き出していくと何をどの順番で取り組めば良いかわからなくなってしまうことがあります。
いくつもの仕事を持っている場合どれから手をつければ良いのかわからない、また勉強や家族の時間は大事だけど目の前の売り上げを作るのも大事、といった具合です。
時間は限られていますし、経営者が何に取り組むかを間違えてしまうと、売り上げが上がるどころかむしろ損失が増えてしまう事にもなりかねません。
最も優先される仕事は「重要で緊急性が低いもの」
このとき使える考え方が「7つの習慣」という有名な本に出てくる第一〜第四領域の仕事分類です。
7つの習慣では仕事を重要性と緊急度から4つに分けて考えます。第一領域は緊急かつ重要な仕事、第二領域が緊急ではないけど重要な仕事、第三領域が緊急だけど重要じゃない仕事、第四領域が緊急でも重要でもない仕事です。
忙しくなると、どうしても緊急性の高い第一領域と第三領域の仕事に集中してしまいがちです。
結果、緊急性はないけれどもビジネスにとって重要な仕事が後回しになり、いつまでもビジネスが成長しない、新しい事に取り組めない、といった状態を引き起こすことになります。
毎日の仕事の優先順位をつけるときは、まず最初に仕事時間の1〜2割に「緊急ではないけど重要な仕事」に割り当て、次に「緊急かつ重要な仕事」、「緊急だけど重要じゃない仕事」と割り当てを進めてください。
そうすればビジネスに半ば強制的に新しい変化を起こせます。
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