選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
先日仙台市泉区のある道を走っていたときのこと。
特に何か予告があるわけでもなく、急に道ばたに巨大な数字の看板が現れました。
どうも何かをカウントダウンしているようです。0になったら何が出てくるのかな？と思いながら目で追いかけていたのですが、0が見えたところで特に何もなさそうでした。
なんだ、何もないのか、、と思っていたら、0の看板の反対側から合流する目立たない交差点があるじゃありませんか。
事故防止の看板が事故を呼ぶ危険性
幸いにして車が出てきたりはしていなかったのですが、看板に注目していたのでちょっとヒヤッとしてしまいました。
もしかしたらカウントダウンの最初に交差点の予告があったのを見落としただけかもしれませんが、私のように途中から見る人もいると思います。
そんな場合このカウントダウンはちょっとした罠で、むしろこの看板で目を引くことで事故が増えている可能性もあります。
もちろん設置した人は悪意があるわけではなく、事故が減るようにと置いたに違いありません。それが逆効果になってしまったわけですね。
ビジネスでもお客さんのためと思ってやった行動で失敗することがあります。昨日書いた「無料お試し」は代表的な例ですし、お客さんが選べるようにと選択肢を増やすと、購入率が下がる事が知られています。
その取り組みが本当にビジネスの役に立っているかどうか、是非考えてみてください。
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