2023年の経営に必要なこと

2023年の方針

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

明けましておめでとうございます。

新年1回目の記事という事で、ありがちですが今年の予想について書いてみたいと思います。

昨年は円安に伴う仕入れ価格やエネルギーコストの増大に悩まされた方も多いと思います。コロナウィルスの影響も残る中、本当に厳しい状況が続いている経営者さんも少なくありません。

物価高は解消される?

今年こそは状況が変わってほしいものですが、円安については状況が動く可能性があります。今の円安は日本銀行が世界各国よりも緩和的な政策をとっているために発生しているのですが、この政策を続けてきた日本銀行総裁の任期が間もなく切れます。

このため、次の総裁が引き締め政策に転換すれば、円安が解消される可能性は高いでしょう。ただ、円安の解消は金利の上昇と表裏一体のため、大きな借り入れを抱えているところは返済利子の負担が増える事も視野に入れておいておく必要があります。

コロナウィルスの影響については、基本的に今後も同様の傾向が続くと考えられます。どこかのタイミングでコロナウィルス自体は無視できるようになりますが、コロナウィルスが起こした経済の変化は不可逆なものが多すぎます。

例えば、もうzoomを忘れる事なんてできないですよね。飲み会文化の減少も顕著で、私が教えている大学の学生は一度も飲み会をしないまま卒業した、という子たちもいます。

もしコロナウィルス前に経済が戻る事を期待しているなら、期待は叶わない前提で戦略を作り直す必要があります。

新規のお客さんは減り続ける

また、今年というより今後10年単位で覚悟しておくべき変化は「新規顧客の減少」です。2016年から日本の人口は減少に転じており、地方都市ではすでにその影響が大きく出ています。

2030年くらいまでにかけて、各地の主要都市も人口減少を迎えます。私が住んでいる仙台市も2028年から減少に転じる予測で、すでに人口は頭打ちの状態です。

人口が減れば、当然新規の顧客は減ります。つまり、今まで以上にリピート対策が必要になって来るというわけです。可能なら合わせて単価向上にも努めた方が良いでしょう。

私は常日頃から新規の集客よりもリピート対策に力を入れる事を推奨していますが、今後はより一層既存顧客を大事にする必要があるというわけですね。

それでは、今年もどうぞよろしくお願い致します!

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 既存のお客さんを大切にするのは、わかりました。
    しかし、これまでは、既存のデーターベースがないので、ユーワードでは、まずはデーターを集める事からです。
    なかなかリアリタイムに毎日は投稿できず、日々もがいています。

    • おっしゃるとおり、顧客の「リスト」を作る事が重要です。
      商品販売の他、SNSからリストに入ってもらう、イベントで会った人をリスト化するという方法も有効です。
      私の場合はリストを作るために広告を出して無料プレゼントを配る、というケースもあります。

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