消費者目線か、経営者目線か。

経営の分水嶺

仙台市内のイベント会場より

データビジネスの姉歯です。

先日、ある経営者さんと話をしていたところ、「イベントや経営者同士の集まりで話をしていると、一定数主催者側になんでもやってもらおうという人が現れるのは何なんだろう」という話になりました。

僕やその経営者さんは困ったことがあったら人に頼むより自分でやった方が早いという考えの人で、そういう場で何か必要になったら主催者から許可を取って、後は自分でなんとかする方向で頑張ります。

色々話してみたのですが、たどり着いた結論は「消費者側の目線で物を見ているからだろう」ということでした。

消費者はその名の通り消費をするだけで、自分で生産をしない立場です。だから生産側のことなんか考えず、お金を払ったらなんでもやってもらおうと考えます。

目線を変えないと上手く行かない

一方、経営者は自分で責任を持って会社を経営しています。生産する側のことをわかっているので、相手からサービス提供を受けたらその後は自分でなんとかするのが基本です。

時には支払った金額に対してサービスが悪いと感じることもありますが、それすら「そんなサービスを選んだ自分の責任」と考えて行動します。

いつまでも消費者目線で仕事をしていては、経営なんてうまくいくわけがありません。

すべてのことについて自分で責任を負うから結果を出そうと一生懸命試行錯誤するわけですし、自分の落ち度を積極的に見つけて改善し、成功する確率を上げられるのです。

あなたは消費者ですか。経営者ですか。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

コメント

コメント一覧 (3件)

  • >人に頼むより自分でやった方が早い。
    許可を取って後は自分でなんとかする。

    (≧▽≦) 私もこの考えです。だから
    波長の合う上司の元で働いてる時は
    仕事が凄くすごく楽しかったです。

  • でも前例主義で
    勝手なことは絶対に許さない!
    という頭がコチコチに硬い
    責任を取りたくないダメな上司からは
    徹底的に嫌われてしまいました
    ( ╹▽╹ )

  • 仕事は結果さえしっかり出せればプロセスは何でも良いのが本来の姿ですよね。もっとも、マニュアルには理由があることも多いので、疑問に思ったら全て確認していました。

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