自宅の自室より
データビジネスの姉歯です。
事業環境の変化に対応しないと危ないかも知れない。
だからあれをやってこれをやって、こんな対策をしようと思っている。
・・・なのに、どうしても行動できない、新しい事に取り組む勇気が出ない、ついつい後回しになってしまう。。そんな風に悩んでいた時期があります。
振り返ってみると、その理由は「本当に大変な状態になっていないから」でした。
今の状況に合わせて表現するなら「コロナウィルスが収まったらきっと大丈夫」とか「お客さんの来店が途絶えているけど貯金(あるいは融資)がけっこうある」とか「ちょっとずつ厳しくなっているけど、生活できるくらいはとりあえず稼げている」なんて状況に甘えてついつい先延ばしにしてしまっていた訳です。
でも行動しなければいけないことはわかりきっていましたので、自分を責めてしまって、余計にやる気がなくなって、、という悪循環に入っていました。
行動できないのが普通
これを突破できたのは、ある人に「人間なんてそんなもんだ」と言われたからでした。
その人に言わせれば「人間、大変にならないと行動なんてできない、だから行動せざるを得ない状況をどうやって作るかが大事」なのだそうです。
この話を聞いて「そっか、できないこと自体は悪くないんだ」と前向きに考えるようになったんですね。
まずはそれを受け入れて、締め切りを作るとか、人と約束をするとか、新商品を「○月○日販売開始!」と宣言してから開発したりとか、そんな風にして無理矢理行動するようにしました。
きちっと事前に計画を立てて、その計画通りに行動をするのに比べたら泥臭いですが、行動は行動です。結果として成果が出せるようになりました。
もし昔の僕と同じような状況の方がいたら、是非「行動できないのが普通、それを抜け出すにはどうしたら良い?」と考えてみてください。きっと行動できるようになるはずです。
コメント
コメント一覧 (6件)
「人間、大変にならないと行動なんてできない、だから行動せざるを得ない状況をどうやって作るかが大事」
これは相手に対しても使えそうですね。
例えば会社役員や行政。
ある意味コンサルタントの仕事の8割がこれです。いかにクライアントに行動せざるを得ない環境を整えるか。
でも結局のところそれもクライアントが望んでいるからこそ可能な事で、変わる気のない他人を追い詰めると喧嘩になることの方が多いですね。
会社の現状を変えたい私と
変わる気のない上司で
よく喧嘩になりました。
いつか分かり合えるという
期待がありましたが無理でした。
従業員は上司を選べませんが、会社は選べます。誰かを変えるより、自分が環境を変える方が遙かに速いですよね。(だから独立を目指されているのだと思います)
いくつも選択肢はあったほうがいいと思います。 王手飛車取り出来るのにそのゲームを辞めるのはもったいないです。
私は社内と社外に種をいくつか蒔いてました 。投資と回収について何かあったら書いてください。
事業者側の選択肢は多い方が良いですが、お客さん側の選択肢は絞った方が効果が出ます。
正反対で面白いですね。
投資と回収については記事にしてみます。