「のり」に気をつけよう

From:姉歯@DBm

東松島の工房より

印刷物は大量に作ると安くなることはあなたもご存じだと思います。

でも、安いからといって大量に作ってしまうと問題が発生します。特にうちに相談が多いのは、「よそでラベルを大量に印刷してもらったら、最初はいいんだけどそのうち貼れなくなる、何とかできないか」というものです。

実際に経験してみないとわかりづらいと思うのですが、これ、本当に冗談ではなくポロポロ取れるようになってしまいます。貼った直後は大丈夫で、商品にラベルを貼って問題ないと思ってそのまま出荷したら流通中にはがれて何の商品だかわからなくなったという事例もありました。

ラベルやシールは台紙に貼られた状態で印刷所から出荷されます。これをはがさない限りいつでもそのまま使えると思うのが普通でしょう。でも実際は紙やシールの表面から糊の水分が蒸発してしまい、粘着力がなくなってしまうんですね。

台紙とシールははじめから密着していますので、のりが乾いてもはがれないため、見た目ではわからないのが困ったところです。

ラベルの種類によっては水分で一時的に粘着力を取り戻すこともできますが、先ほどの事例のように輸送中にはがれてしまっては意味がありません。それに水の量を間違えると印刷がにじんでしまいます。ラベルは商品の顔ですから、そんなものは出荷できませんよね。

せっかく安くするために大量に印刷しても、使えなくなったラベルを廃棄してしまったのでは意味がありません。このため、ラベルは小ロットで印刷した方が、結果的に安上がりになるケースが多々あります。

色数が少なければ、凸版を使った小ロット印刷は比較的やすく作れる傾向がありますので試してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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