東松島の印刷所より
データビジネスの姉歯です。
水出しのアイスコーヒー販売を始めました。
暑い季節になりましたね。特に今年はマスクをつけて外出する機会が多くなりそうなので、いつもよりも体感温度の高い夏になりそうです。
そこで、マーケティング実践の場として経営しているコーヒー販売のビジネスで、水出しコーヒーの提供を始めました。
といっても私のところで抽出してボトル売りするのではありません。麦茶のようなフィルターバッグに入れて、ご家庭の冷蔵庫で抽出してもらうタイプの商品です。
作るにあたって色々こだわった部分はありますが、この商品を展開するとき、お客さんに最初に伝えるべきはこだわりではありません。
大事なのはお客さんが何を求めているかということです。
コーヒーが好きなお客さんは夏場もコーヒーを飲みたいけれど熱いのはいやだ、と考えています。だから、第一に重要なのは冷たいコーヒーを飲めるということです。
最初にそれを伝えた上で、それを実現するためにどんな事にこだわったかを伝えなければお客さんは情報を見てくれません。
例え日本国内で5.8%しか流通していない貴重な豆を使っていようとも、焙煎職人が苦くなりすぎないギリギリを狙って焙煎していようとも、そのことがお客さんのほしいものと関連していなければ意味がないのです。
あなたもこだわりを伝える時には第一にお客さんが求めている事を伝え、それを実現するためのこだわりを伝えてください。お客さんにとって価値を感じられないこだわりはぐっと我慢して伝えないことが大事ですよ。
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