印刷機とコピー機

From:姉歯@DBm

岩沼のカフェより

それなりの大きさの事務所ならたいていコピー機は置いてあると思います。知っている人もいると思いますが、ほとんど同じような見た目の「印刷機」があります。

印刷機というと大きな工場の印刷機を想像する人が多いと思いますが、学校や地域の市民センターなんかに置いてあって、多くの人に配布するプリントを印刷するのに使われる小型の印刷機もあるのです。

そして、困ったことにコピー機と小型印刷機は普通の人が見るとほとんど見分けがつきません。

しかも、両方とも機械の上にある原稿台に紙を置いて、あとはスタートボタンを押すだけで印刷された紙が出てくるところまで一緒です。

同じなら良いんじゃないか、と思うなかれコストが全く違います。コピー機は1枚1枚内容の異なるものをコピーするための機械ですから、何枚印刷してもコストは変わりません。

一方、印刷機の場合は何百枚も印刷するために「版」と呼ばれるものを作ります。この版代が高いため、印刷枚数が少ないと1枚あたりのコストが猛烈に高くなってしまうんですね。逆に100枚単位で印刷するならコピー機よりも安上がりです。

ほとんどの場合、事務所にあるのはコピー機だと思いますが、もし学校や市民センターで少しだけ資料の複製をするときは、間違って印刷機を使わないように気をつけてくださいね。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

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