お客さんを絞ると単価も上がる

顧客の絞り込みは価格にも効く

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

前回、お客さんを絞ると集客効率が上がるという事についてお伝えしました。

お客さんを絞ることによる効果は集客効率だけではなく、客単価の向上にも利きます。

ターゲットを絞るということは専門性を高めるという事と同じです。

飲食店でいえばターゲットを絞らない状態はファミリーレストランをやるようなものです。ファミリーレストランの客単価なんてたかが知れていますよね。

でも、ターゲットを少し絞って「洋食専門店」にしたらどうでしょうか。少し客単価が上がるイメージは分かっていただけると思います。

でも、さらに専門性を高めればもっと客単価を上げられます。例えばフランス料理の専門店なら洋食専門店よりさらに単価が高くなりますよね。

「無農薬野菜と魚介だけを使ったフランスのコート・ダジュール風フルコース料理専門店」ならもっともっと客単価が上がります。

専門性の向上は料理店以外にも効く

前回挙げた例をもう一度振り返ってみましょう。「アロマサロン」ではなく「初めて子育てするお母さんの眠気を改善するサロン」なら、なんとなくアロマに興味がある人ではなく、眠気を改善したいお母さんが集まってきます。

なんとなくアロマを受けたい人より、明確に「眠気を改善したい」と考える人の方が、より大きなお金を払ってくれます。「1回1万円払ってでも、昼間働くときの眠気による生産性低下を防止したい」と考える人がいてもおかしくありません。

「通販を始めたい店舗専門のコンサルタント」にしておけば、通販を始めたい店舗オーナーは何をやってくれるか分からないコンサルタントより仕事が頼みやすくなります。どんな結果が出るか分からないものに大金は払えませんが、今の売上にプラスアルファで通販を始められなら数十万円払う人もいるはずです。

子どもの教育に熱心な家なら、数百万円単位の投資をする家庭もあります。そのマーケットで「偏差値40の人を50以上に上げる学習塾」という約束を呈示したら、いくらでもお金を払う人たちは山ほど見つかるでしょう。

このように、是非あなたもターゲットを絞って集客してください。ターゲットを絞った集客とそうでない集客では、結果にも仕事のしやすさにも天と地ほどの差があります。

私のクライアントさんでも、お客さんを絞るのをすごくすごく嫌がっていたのに、いざ絞り込んでみたら「ターゲットを絞らない集客なんてあり得ない」なんて言い出す人もいるくらいですよ。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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