価値の判断をするのはお客さん

自宅の書斎より

データビジネスの姉歯です。

「うちの商品はこのくらいじゃないと売れないんですよ。」

お客さんから相談を受けていると、こんなに良いものを何でこんなに安く売っているんだろう、と感じることがよくあります。

そんな時はもっと値段を上げませんか、と提案するのですが、その時決まって言われるのが冒頭のセリフです。

経験上、多くのお客さんは良いものなら価値に見合うだけのお金を払うべきだという事をちゃんと分かっています。

にも関わらず冒頭のように考えてしまう背景にあるのは、たいていの場合思い込みです。つまり、根拠がありません。

もちろん、実際に値上げをしてみると「ちょっと高い」と言ってくるお客さんもいるでしょう。でも、ほとんどのお客さんは値上げに対して理解を示してくれます。

それに、値上げをするならなにも既存の商品の値上げにこだわる必要はありません。良い材料と手間暇を掛けて、ワンランク上の商品を作って売ってみることもできます。

悲しい思い込みなんか捨ててしまおう

その商品の価値をしっかり伝えることができれば、既存のお客さんのうち何割かがそちらの商品を買うようになってくれ、結果として平均の単価が上がります。

商品が高いか安いかを判断するのはお客さんであり、あなたではありません。

1,980円、2,980円、3,980円で販売のテストしたら、最も売れたのは2,980円だった、という実話もあります。

自分たちの商品にはこのくらいの価値しかないなんて悲しい事を言わず、是非胸を張ってお客さんに価値を伝え、価格を上げる努力をしてみてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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