あなたのチラシ、キモくないですか?

仙台のカフェより

データビジネスの姉歯です。

僕がまだ学生だった頃の話。あるところで知り合った人に、会う度にいつも自分の話ばかりをする人がいました。曰く、免許取ってすぐ運転した車がクラウンで、パワーがありすぎて困った。曰く、こないだこんなものを食べた、高かったけど大したことがなかった。曰く、こないだ海外に行ってきた。

正直、ちょっとキモいわけです。そんなに深い付き合いはなかったのですが、会う度にそんな話をされてしまうので、2,3回話しただけでもういいかな、となってしまいました。

これ、人付き合いの話だけなら「あの人とお話しするのはちょっと遠慮したいな」だけで済みますが、ビジネスだと大きな問題になってしまいます。

何せ、嫌われてしまったら商品が売れず、売り上げが立ちません。お店に来た人に配っているパンフレットで「俺が俺が」という話を書いたら、お客さんが来てくれなくなってしまいますよね。

お金をかけて配布したチラシで同じ事をやってしまったら目も当てられません。何せ、大金を払った上に嫌われるという恐ろしい結果になってしまいます。

あなたが熱心な経営者で、ご自身のビジネスにこだわりがあればあるほど、言いたい事がたくさんあると思います。でもそこはぐっとこらえて、広報はお客さん目線の言葉で、お客さんが聞きたいことを書くようにしてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

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