あなたの都合なんて知ったこっちゃない

自宅のリビングより

データビジネスの姉歯です。

私たちは一生懸命商品を作っています。

こだわってこだわってこだわり抜いて、手に入れるのに苦労する材料を使って、製法も工夫して特許も取って。場合によってはパッケージに有名デザイナーを起用して製品デザインを作っている方もいらっしゃると思います。

私たち経営者はしゃべりたがりですから、そんなこだわりを是非ともお客さんに伝えたいですよね。

でもちょっと待って下さい。

そのこだわりを伝える時、しっかり「お客さんが主語の言葉」で伝えていますか?

「こんなことにこだわっている」「こんなに珍しい、高品質の材料を使っている」「特許取得の、自社にしかできない製法を使っている」「有名デザイナーさんによる綺麗なパッケージデザイン」

なんて言葉ではお客さんには一切伝わりません。

何せ、これらは全て「自社」が主語の言葉だからです。お客さんはあなたの努力や都合なんて知ったことではありません。デザインや材料にどれだけお金をかけていようが、自分たちにとってメリットがなかったら買わないのです。

お客さんが興味を持っているのは「その商品が自分に何をもたらしてくれるか」というただ一点です。

お客さんにこだわりを伝えるときには、それがお客さんにとってどんなメリットをもたらすのか、しっかり説明するようにしてくださいね。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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