そのテクニック、使い方は大丈夫?

仙台市内の会議室より

データビジネスの姉歯です。

ある人の相談に乗っていたときのこと。その方はとても勉強熱心で、色々な事を学ばれていました。

それをちゃんとビジネスに取り込んでもいたのですが、どうも利益が残らないということで困っていたようです。

色々とお話を伺ってみると、確かに多くの販売技術を駆使されているものの、その後のフォローが足りなかったり、販売の前にやっておくべき事が抜けていたりして成果が出ていないようでした。

さらに深掘りしてみると、手法の中身まで考えず、テクニックの部分だけを見てマネしていたようです。

販売のテクニックは、それをマネするだけでは成果を出せません。

値引きの正しい使い方

例えば値引き。テクニックという程のものではないかも知れませんが、世の中では値段は安い方が売れやすいと思われています。

でも大事なのはたくさん売れる事ではなく、利益を残すことですよね。利益率20%で1,000円の商品が10個売れたら、売上は10,000円、利益は2,000円です。

同じ商品を1,500円で販売すれば、3個売れただけで利益が2,100円になります。売上は確かに4.500円ですが、利益は10個売る時よりも改善される訳です。さて、10個売るのと3個売るのではどちらが大変ですか?

そもそも値引きとは、新規客の獲得やしばらくリピートしていないお客さんの呼び戻しに使うテクニックです。そして、必ず値引きした分以上の利益を後で回収する戦略とセットで使います。

何も考えないで値引きをすると、単純に自社の利益を削っておしまいになってしまいかねません。

世の中には様々な販売のテクニックがあります。あなたは正しく使えていますか?

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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