選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
自社商品の販売価格に満足している社長さんはそんなに多くはありません。大抵の経営者は自社の商品をもっと高く売りたいと考えています。
これはとても正しい感覚です。
販売価格が低い状態は利益も少なく、経営という観点から考えると問題しかありません。だから、価格を上げたいと考えている方は経営者として正しい感覚を持っていると言えるわけです。
値段を上げるためには商品名と価格の他に商品の価値をちゃんとお客さんに伝える必要があります。
この話をすると「価値を伝えているのに高く買ってくれないんですよ」とご相談を頂く事があります。確かにそんなケースも少なくありません。その理由はお客さんがあなたの価値を受け取る準備ができていないためです。
商品価値を伝える前に必要なこと
単純に商品販売時に価値の高さを伝えても、売り込みと感じて話半分で聞く人は多いですよね。ネット通販ならいくら商品の良さを書いても読んでくれないケースも少なくありません。
つまり、お客さんに価格の高さを受け入れてもらうには価値の高さを伝える以前にお客さんに話を聞いてもらえる関係性と、伝えたことを信じてもらえる信頼を作っておく必要があるわけです。
そのためにはお客さんとこまめにコンタクトを取るのが一番効果的です。
人はコンタクト回数が増えれば増えるほど、相手に対して信頼感を抱きます。このため、単純に何度もコンタクトするだけでお客さんはあなたのお話を聞き、話の内容を信じてくれる準備が整っていきます。
さらに、何度もコンタクする中で商品の価値について小分けに説明する事もでるようになります。
きっとあなたの商品にはたくさんこだわりがあると思います。それを一度に伝えるとどうしても長文になってしまい、お客さんが受け取りきれません。でも、何回かに分けて伝えればお客さんはすんなりと情報を受け入れてくれます。
是非お客さんに連絡する仕組みを作って下さい。そうすれば今よりもっと高い価格であなたの商品を買ってくれる方が増えていきます。
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