商品が売れない隠れた理由

説明しないと分からない

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

うちの商品、なかなか申し込んでもらえないんですよ。

そんなご相談をよく頂きます。

そして、このタイプの相談をされる方には共通点があります。それは商品があまり一般的ではない事です。

お客さんがよく知っているタイプの商品なら、その商品は申し込んでもらいやすいですよね。何せ何も説明しなくてもお客さんは商品について知っている訳ですから、ただ見せるだけでもお客さんは興味を持ってくれます。

一方、一般的でない商品の場合はそうも行きません。例えば心理カウンセリング、磁気ネックレス、姿勢矯正コルセットといったようなものです。これらのものはちゃんと説明しないとお客さんにとって必要なものかどうか判断がつきません。

お客さんはあなたの商品が必要かどうかわかっていない

「毎日布団の中でスマホを触ってしまうのは不安が原因だから、心理カウンセリングを受けた方が良いかもしれません」と言われて初めてお客さんはカウンセリングが必要かも、と思うわけです。

多くの場合はそれだけでカウンセリングを受けようとまでは行かず、興味を持つ程度でしょう。実際にカウンセリングのお客さんになってもらうためには、興味を持ってくれたお客さんに何度もコンタクトして情報提供し、「この商品は本当に自分にとって必要なんだ」と確信してもらわなければいけません。

つまり、商品の販売前にお客さんへの情報提供、言い換えれば顧客への教育が必要になるわけです。

中小のビジネスが扱う商品はこのような事前に情報提供が必要なタイプの商品がほとんどです。にもかかわらず、大半のビジネスではこのプロセスが存在しません。

商品を申し込んでもらえない理由はここにあります。

是非商品を売り込む前に商品について説明するプロセスを入れて下さい。そうすればあなたの商品はもっと多くの人に買ってもらえるようになります。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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