新規客よりも既存客を大事にしよう

既存客との信頼

事務所でコーヒーを飲みながら

データビジネスの姉歯です。

「お客さん」にも種類があります。大きく分けると二つで、一つは「これまであなたの商品を買ったことのない人」、もう一つは「これまであなたの商品を買ったことがある人」です。つまり、新規客と既存客です。

今目の前の商品を売るとしたら、両方同じお客さんである事に変わりはありません。さて、ここでクイズです。あなたの商品を新規客と既存客に売る場合、どちらの方が売りやすいでしょうか。

たぶんこれは実際にビジネスをされている方なら間違えることはないと思います。

答えは既存客に売る場合ですよね。新規客の場合、お客さんから見たあなたは他人です。そもそも信じて良いかすら分かりません。だから、まずは信じてもらうためにいろんな事をしなければなりません。あなたを信じてもらい、商品を信じてもらい、その商品が持つ価値を信じてもらわなければ購入はおぼつきません。

でも既存客なら、すでにあなたは知っている人ですし、過去に商品を購入してその価値を良く知っているはずです(もちろん、粗悪品を売っているならこの論法は成り立ちませんが…)。だから、買って欲しい商品の説明をすれば、それを素直に聞いてもらえる可能性は新規客より遙かに高くなります。

リピートこそが集客の要

「集客」と言った場合、多くの方は新規集客を考えます。でも、新規のお客さんを集めるのは大変ですし、手間もコストもかかります。結果として、貴重なあなたの時間はどんどん取られ、広告費もかかり、忙しい割には利益が残りません。

でも、既存客に商品を買って貰うのは新規客を集めるよりもずっと簡単で、手間もコストも少なくて済みます。結果としてビジネスは成長しやすくなるんですね。

もちろん、常に新規客の裾野を拡げなければビジネスは大きくなりませんから、新規集客を怠ってはいけません。

でも既存のお客さんを大事にフォローして、次の商品を買ってもらえるような仕組みを作れば、ビジネスはだいぶ楽になります。

新しいお客さんばかりを追いかけていないか、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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