「売れやすい価格設定」は危ない

価格設定に気をつけろ

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

「どのくらいの値段に設定すれば売れますか?」というご質問をよく頂きます。

確かに商品毎に相場はありますし、その値段よりも安く設定すれば売れやすい傾向はあります。

でもこの質問を頂いたとき値段について回答することはあまりありません。

何せたいていの場合、相場より安い値段で販売したのではスモールビジネスにとって十分な利益は得られません。

このため、売れやすい価格設定をして商品を販売すると、ビジネスが上手く行かない状態になってしまうのです。

値段設定を市場に任せてはいけない

重要なのは自分のビジネスの目標からどのくらい売上を作りたいかを明確にし、その金額を無理なく達成できるように価格設定をすることです。

例えば私のようなコンサルタントが1,000万円の売上を達成しようと思ったら、最低でも30万円程度の単価設定が必要です。

もしこれが1万円だったら、1ヶ月に90人のクライアントを獲得する必要があります。やり方にもよりますが、提案から実際にお申込みを頂く人の割合は3割くらいなので、この単価で1,000万円を達成するには毎月少なくとも270人と商談する必要があります。

これはどう考えても無理がありますよね。

だから、ちゃんと30万円以上の価値を提供できる商品を作って、30万円でサービスを提供する必要があるわけです。

値段設定を市場に任せてはいけません。あなたの目標を達成できるよう、是非コントロールしてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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