値上げを怖れるな

データビジネスの姉歯です。

賛否はあると思いますが、私はほとんどの商品やサービスは安売りされすぎていると思っています。

というのも、大抵の商品は原価に粗利率をかけて値段が決められている一方、その商品によってお客さんが手に入れる価値はたいていの場合原価+粗利よりも大きいからです。

特に、自分で起業するほど商品に惚れ込んだ人が、こだわりを持ち、手間暇をかけて提供する商品なら、なおさら高い価値を持っているはずです。

そんな商品が、こだわりもなくコスト重視で量産される商品と価格を比べられるのは理不尽です。そして、この感覚は私だけでなく多くの消費者も共感してくれるはずです。

だから値上げをしましょう。

お客さんに正しい知識と商品の価値を伝え、その商品を届けるために必要なコストを正直に伝えて受け入れてもらいましょう。

とにかく単純に値段をあげれば良いというものではありません。そのためにやらなければならない事、お客さんに伝えなければならないことはたくさんあります。でも、絶対にお客さんは分かってくれます。

怖れずにお客さんにあなたの価値を伝えてみてください。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

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