やってはいけない競合調査

直接競合

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

競合のリサーチをせよ、というのはマーケティングの最も基本的な手法の一つです。

でも、何の知識もなしに競合リサーチを行うと、多くの場合どんどん自信を失っていってしまいます。その理由のほとんどは「直接競合」しか調べていないからです。

直接競合というのはあなたのビジネスと同じ業種・業態で商売をしている他社のことを指します。要するに文字通り直接的に競合になる相手のことですね。

この直接競合をリサーチすると、まずその競合の多さに怖じ気づいてしまいがちです。

自信をなくし、価格を下げたくなるリサーチ

世の中には多くの直接競合がいますし、中にはあなたにできないことを提供している競合もいるでしょう。

そんな状態を見てしまったら本当に自分でビジネスを運営していけるかどうか不安になってしまいますよね。

また、おそらくあなたが提供しようと思った価格よりも安く製品やサービスを提供している競合もたくさん見つかるはずです。

すると、自分の商品ももっと安くしないと市場に受け入れてもらえない、という脅迫観念にとらわれてしまいます。

結果としてリサーチをすればするほど自信をなくし、価格も下げることになってしまいます。こんなリサーチはやる意味がありません。

この状態に陥らないためにも、競合リサーチは直接競合だけではなく間接競合に対しても行うべきです。次回はこの間接競合のリサーチについてお伝えします。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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