やるべき事よりやりたい事をやるべき理由

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

前回「やらないことを決めよう」というお話を書きました。その中で、やらないことを決めていって、最後に残ったことに取り組めばOKだとお伝えしました。

この「やらないこと」を決めるというのが人間は苦手です。やるべき事を決めるのは得意でも、やらないことを決める基準がわからない訳ですね。

この場合は「やりたくない事」や「苦手な事」をやらない、と決めていくとスムーズです。

もちろん、「集客が苦手だからやらない」というわけには行きません。でも苦手な集客の中にも「飛び込み営業」「セミナー集客」「広告集客」など、様々な集客方法がありますよね。

その中で特に苦手なものをやらないと決めてしまえば良いわけです。私だったら「飛び込み営業はやめよう」といった具合です。

そうしてやりたくない事をけずっていけば、いくつかは「やりたい事」が残ります。

「苦手」は「好き」には絶対勝てない

もしかしたら「営業はやるべきでしょう！」と思った方もいらっしゃるかも知れません。でも、集客に関して言えば営業でもマーケティングでも同じように成果は出ます。

だったら少しでもやる気になれる「やりたい事」を選んだ方がずっと良い成果を出せます。

実際、私は前職では飛び込み営業をしていましたが、これは精神的にきつい上にやりたくもなかったので全く成果が出ませんでした。業界ではそうするのが当たり前で、普通の考えでは営業をしないという選択があり得なかったからやっていたわけです。

でも、営業ではなくダイレクトメールを使ったキャンペーンを試してみたら、あっさりお客さんが見つかりました。

やるべき事だけど苦手だった営業は改善方法もわからず暗中模索だった一方、やりたい事だったマーケティングはやりたい分たくさん勉強していたので成果を出す方法がすぐに思い当たったわけです。

是非あなたもやるべき事にとらわれず、やりたい事で成果を出してください。