自宅の自室より
データビジネスの姉歯です。
「プロに頼めば大丈夫」という考え方があります。
もちろん、責任感のある本物のプロがやれば最後には大丈夫なところまで連れて行ってくれるでしょう。
でも、「大丈夫」の定義は確認しておいた方が良いと思います。
例えば僕の仕事である集客において、一発で大当たりする可能性は20%前後です。最上級のプロがやってこのくらいの数値です。
もっと詳しく言うと、最初の集客活動で作ったツールが、大成功と言えるレベルで沢山のお客さんを集めてくれるのが20%、大失敗と言えるほど赤字が出るのが20%、収支トントンくらいの結果になるのが60%程度なんですね。
もちろん、最初は引き分けや大負けでも、本当のプロならそれを改善して最終的に大成功のレベルまで引き上げてくれます。
成功の定義を確認しておこう
もしあなたにとって「大丈夫」の定義が「最初から大成功」だとしたら、少なくとも集客の世界では、それはどんなプロにも達成不能な事だという訳です。
ちなみに大成功の広告というのは成約率1%程度です。この数字だけを見ると少ないと感じる人がほとんどでしょう。でも、普通の広告は成約率0.1%程度なので、1%売れたら10倍売れる大成功事例だと言える訳ですね。
逆に大失敗というのは、数万円~最大でも数十万円程度の損失です。ちゃんとした人なら集客に大金をつぎ込む前に、それが本当に上手く行くかどうかテストします。だから、いきなりビジネスが傾くような損失は出しません。
このように、業種業界によって「成功」「失敗」の定義は様々です。もしあなたが慣れない仕事をプロに頼むときには、この定義をしっかりすり合わせるようにしてくださいね。
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