思考術– category –

「良い人材が来ない」というのは中小企業の社長が共通して抱える課題です。でも、この課題自体に問題があります。

対価を受け取らずに施す人をいい人だという人がいます。でもこれはビジネスの世界では当てはまりません。ビジネスをするなら必ず対価を受け取ってください。そうしなければ干からびてしまいます。

ビジネスのノウハウを探しているときついつい「このやり方は自分のビジネスでは仕えない」と考えてしまうケースがあります。この考えに陥ったらビジネスは進みません。

FAXや手紙は古くさいツールと考えられています。確かに日常業務では時代遅れかもしれませんが、集客においてはこれほど効果的なツールはありません。

このお客さんはお金が厳しそうだから提案しないでおこう。そう考えたことがあるなら、これはとても失礼なことです。

マーケティングの常識は一般の常識とは少し異なっています。中には批判する人もいるかもしれません。でも、お金は問題なく稼げます。

困ったタイプのお客さんが存在します。でも、こういうタイプのお客さんは事前に避けられます。

「プロフェッショナル」というのはいかにもすごそうに思えます。でも実際のところ、これだけでは生活できません。

投資市場が盛り上がっています。株式市場が5万円を超え、猫も杓子もお金の勉強という話をしています。でも経営者が最も行うべき投資は市場にはありません。

商品を売る事が怖い、という方がいます。その背景には売る事によって相手に迷惑をかけてしまう心配があります。でも実際は売らない事によって掛ける迷惑の方が大きい可能性があります。

「社運をかけたプロジェクト」というといかにもかっこいい響きがあります。でもこれは経営者として最も取り組んではいけないもののうちの一つです。

仕事をしていると誰かにイラッとするケースがあります。これを解決するために相手に改善を求めると、もっとイライラが募ることになります。

自転車に乗れるようになることを疑う人はほとんどいません。実は起業で重要なのはこの考え方です。

誰か自分より先に成功して大きく稼いでいる人からビジネスを教わる、というのは合理的な考え方です。でも間違えると取り返しのつかないことになりかねません。

起業初期の段階で遣るべき事は明確です。しかし多くの起業家がそれに取り組まずに時間を無駄にしてしまっています。

ビジネスをするとき、他と同じ事、常識的なことをやりたくなってしまいがちです。でもこれはとても危険なことです。

間違えることなく確実に集客したいというのは多くの人が考えることです。でもそれはプロでも難しい話なのが実際です。

人生で重要な事を誰か人任せにしたいと思う人はほとんどいないと思います。でも、ビジネスで重要な事を人任せにしたいという人は少なくありません。

仕事をするとき、ついつい目の前のお客さん対応を優先してしまいがちです。でもそれでは長期的により大きな成果は出せません。

商談が失敗したとき、失敗で終わらせず、次の商談のためにできる事があります。それはなぜ断ったかをお客さんに確認するというやり方です。