思考術– category –

最近の若い者はけしからん、というつぶやきを見かけました。感情の上では賛同する部分もあるのですが、逆にこれをチャンスと捉えられれば競合に勝てる可能性が高くなります。

商品について詳しいプロフェッショナル、かっこいいですよね。でも、プロフェッショナルなだけでは十分な収益を得られないのが実情です。

起業をするには新しいアイデアが必要と考えられています。ビジネスコンテストで優勝するには新規性が重要ですが、実際の起業で新規性を求めるとむしろ失敗確率が上がります。

人は上手く行かないとき他人のせいにしたくなります。そうするとイライラが募るのですが、自分の製と考えるとイライラせずに成果が出せるようになります。

時々、起業をするのに歳を取り過ぎてしまったとか、この年齢でこんな状態だったらもう大成功は難しいと諦めている方がいらっしゃいます。これは不幸な思い込みです。

10月1日です。事業年度の半分が終わったという方も多いと思います。一方で、思うとおりに進んでいないと感じている方もいらっしゃるかも知れません。でもそれはたいていの場合問題ありません。

失敗に対して怖さを感じて行動できないのはとてももったいない事です。行動しないというのは成功の確率を放棄するということだからです。この状態を避けるには恐怖を消す必要があります。

昨日、マルシェに出店していました。販売会に行く場合、ほとんどの人は売上を作りに行きます。でも、それ以外にも販売会には大きな価値があります。

世間では学歴が良いほど収入が高いと信じられています。でもこれは大学の研究で否定されています。でも勉強が不要というわけでもありません。

AIの技術が広がってきて、AIを使わなければ時代遅れなんて言われる事もあります。でも、ほとんどのビジネスではAIを使う前にやるべき事があります。

いろいろ試しているのに成果が出ない。そんなときは、自分が意識的に、あるいは無意識的に避けている事に取り組むことで成果が出る可能性があります。

目標を大きく捉えていると、その達成がとても難しい事のように思えてきます。でも、その達成のために必要なものを細かく分けて考えていくと、目標が達成しやすくなります。

あるやり方を試してみて上手くいかなかったとき、そのやり方が悪いのだと考えて別のやり方を試す方法と、どこが悪かったのかを分析してもう一度同じやり方を試してみる方法があります。上手くいくのは後者です。

ビジネスは年々難しくなってきています。その理由は大きく三つあり、その中には日本独特の課題も含まれます。

忙しくて時間がないとき、よく振り返ってみると時間のコントロールを自分以外の誰かに奪われているケースがあります。

業種や業界の常識と呼ばれるものがあります。でも、この常識に従ってビジネスをすると会社を倒産させることになります。

ビジネスにおいて最も重要な資産は？と問われたとき、ついつい帳簿上の資産を答えたくなってしまいます。でも最も重要な資産は全てのビジネスで共通しています。

人間は自分の見たい情報だけを見てしまう生き物です。自分で「これは自分の見たい情報だな」と分かっている場合は良いのですが、無意識的に自分が見たい情報だけを見てしまう危険性があります。

世の中では差別化が重要と考えられています。でも実際のところ、差別化してもそんなに簡単に商品が売れるようにはなりません。むしろ起業からしばらくの間は差別化よりも大事なことがあります。

高級店を狙っているように見えるし、値段は高いのに何だか違和感がある。その正体はほんの小さなズレの積み重ねです。