コンテストで入賞した広告の末路

入賞よりも売上

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

広告のコンテストというものがあります。

いろんな審査員が広告を審査して、様々な視点から点数をつけ、最終的に最も点数の良かった広告が優勝という訳ですね。

そんなコンテストで優勝した広告が、一円の売上ももたらさなかったという事例はたくさんあります。

入賞した広告は素晴らしい広告ではない

賞を取った素晴らしい広告が売上を作れなかったというのは一見矛盾しているように見えますが、マーケティングの文脈では当たり前です。

というのもその広告を見て商品を買うお客さんと、その広告を審査する人たちは別の人だからです。いかに専門家が良い評価を下したとしても、その広告の商品をお客さんが欲しがるとは限りません。

そういう意味では、コンテストで優勝するような広告は最悪の広告とも言えます。お客さんではなく、審査員の方を向いて作っているわけですから、広告として最も重要な事が抜けていると言っても過言ではありません。

良い広告とは売上を作った広告だけです。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

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