「一度買えば分かる」は怠け

販売をしないのは怠惰

選ばれる仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。

「うちの商品、一度買ってもらえれば分かるんですよ」という話をよく聞きます。実際、素晴らしい商品を作っている会社は多く、確かに一度買えば商品の良さが分かるケースはあります。

でも、これを言っているうちは社長としての仕事を放棄しているのと同じ事です。

まずそもそもこの言い方だと一度買ってもらわなければ良い商品だと分かりませんよね。世の中の数ある商品の中からお客さんに選んでもらうには買う前に「良い商品だ」と思ってもらう必要があります。

社長の本当の仕事

だから買ってから良い商品だと分かるのでは遅いのです。ありとあらゆる手を使って、お客さんが商品を買うときには「この商品は良いものに違いない(だからお金を払おう)」という判断をしてもらえるだけの情報提供をする必要があります。

これが社長の最も重要な仕事です。

それに、「良い商品だ」というだけではお客さんは商品を買い続けてはくれません。

お客さんが商品を体験して、良い商品だと感じてくれても、それを買い続ける理由にはならないのです。だから、その商品を買い続けるべき理由を伝え、何度も商品を買ってもらう仕組みを作らなければ、商品は売れ続けるようにはなりません。

これも社長の重要な仕事です。

ちゃんと商品を売ること、一度商品を買ってもらったお客さんに何度も商品を売り続けること。年商で1億円くらいまでならこれだけで達成できると言われています。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。事業構想修士(Master of Project Design)。宮城の集客・地域の集客news主宰。

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