選ばれ続ける仕掛け作りコンサルタントの姉歯です。
創業100年、開発費1億円、著名大学教授が研究に参加。
こういった情報から始まる広告をよく見かけます。自信満々に歴史があること、お金をかけていること、根拠がしっかりしていることを語っているわけですが、、残念ながらこの手の情報で書き出す広告はうまくいきません。
なぜならお客さんはあなたの歴史や資金力や根拠には何の興味も持っていないからです。
ここまでの話はよくお伝えしていますので、ご存じの方もいらっしゃると思います。
ではこの情報が広告に不要かというとそうではありません。
これらの情報はお客さんの信頼を得るための情報ですよね。広告で信頼を得るのはとても重要な事です。
にもかかわらずこの手の情報を最初に書くべきでないのは、お客さんが信頼に足るかどうか判断する材料を必要とするのは最初の段階ではないからです。
信頼が必要になるのはもっと後
効果の出る広告は、まず最初にお客さんに提供できる約束を明示します。
お客さんはあなたの事に興味はありませんが、お客さん自身のことについては興味を持って聞いてくれます。
だから、あなたの商品でお客さんが手に入れるもの、例えばどんな問題が解決するか、どんな生活が実現するか、どんな素晴らしい結果が手に入るか、というのを先に伝えるのです。
それを見て興味を持ったお客さんは次に「本当にそんなことが実現できるのか?」と疑いを持ちます。
このときに効果を発揮するのが「創業○年、開発費○億円、○教授が研究に参加」という情報なのです。
どんなに苦労して商品を開発したかを言いたくなるのはわかります。でも、どうせその苦労伝えるなら効果的なタイミングで伝えたいですよね。
是非ちょっとだけ我慢して、まず初めお客さんのメリットを伝えてください。商品の開発秘話を伝えるのはその後で十分間に合います。
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