東松島の焙煎室より
データビジネスの姉歯です。
某所からダイレクトメールが届きました。
明けてみると、ラインナップ紹介のパンフレットと、別でもう一枚チラシが入っていて「クリスマスギフト承ります」と書いてありました。
この時期によく見るお決まりのチラシではありますが、、いくら見ても最も重要な情報が書いてありません。
それはお申し込みの締め切りです。
有名な広告マンの言葉に「締め切りのない広告は仕事をしない」という言葉があります。
意味はそのままで、人は締め切りの存在しない広告には反応しないんですね。
チラシのコスト回収はとてもシビア
手元に届いたチラシは、郵送費と印刷物の準備に1通あたり200円くらいはかかっているはずです。それを仮に200人に送ったとしたら、総コストは200円×200人で40,000円ですよね。
利益がどのくらいの商品かは分かりませんが、仮に1人あたり5,000円とすると、キャンペーン費用を回収するには最低8人のお客さんに買ってもらう必要があります。
この場合、損益分岐点の成約率は8人÷200人×100で4%です。
チラシの成約率として、この数字はかなり高いハードルです。
ただでさえ難しいのに締め切りを設けていない訳ですから、恐らくコストを回収する事はできないでしょう。場合によっては申し込みが一切ないという可能性もあります。
これからの季節、あなたもクリスマスや年末年始に向けてプロモーションを行う事もあると思います。
その時は必ず締め切りを設定してください。それだけで成約率は何倍にも跳ね上がります。
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