プレスリリースは広告じゃない

データビジネスの姉歯です。

中小のビジネスにとって、メディアに取り上げてもらうのはとてつもなく大きなアドバンテージになります。

このため、プレスリリースをしたいという相談を受けることがあるのですが、その時必ずお伝えしていることがあります。

それは「プレスリリースは広告ではありません」ということです。

メディアに取り上げてもらうんだから広告と一緒じゃないか、と思う方もいらっしゃるかも知れません。でもそのつもりで書いたプレスリリースを出してもメディアに取りあげてはもらえないんですね。

と言うよりあなたの売り上げだけが目的のプレスリリースを送ってしまうと、記者から蛇蝎のごとく嫌われます。結果、どんなに頑張ってもそれ以降メディアに取り上げてもらえない、なんてことになりかねません。

なぜこんなことが起きるかというと、記者が探しているのは社会に対して役に立つ情報だからです。彼らはあなたの売上なんて一切興味がありませんし、そんな事に時間をかけているヒマもないのです。

でも、あなたのビジネスが社会が抱えている課題に対して解決策を提示できるなら話は別です。

あなたの会社がビジネスを通して社会の役に立てるなら、それはまさに記者が探している情報そのものですよね。結果として喜んで取材に来てもらえるわけです。

プレスリリースはタダで使える広告ではありません。あなたのビジネスが社会課題に対して解決できることは何かを考え、それを伝えるようにしてくださいね。

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この記事を書いた人

MDR株式会社代表取締役。
経営コンサルタントとして年間50本のセミナーと200回の個別セッションをこなしながら、自分でも経営実践としてコーヒーのお取り寄せサイトを経営する。
事業構想修士(Master of Project Design)。宮城大学事業構想学群事業プランニング学類、東北文化学園大学経営法学部非常勤講師。

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